生命の起原および進化学会 夏の学校2023のご案内

2023/07/12(火)
生命の起原および進化学会主催 夏の学校2023のご案内
開催日:9月4日 (月) と5日 (火) の2日間
開催形式:オンライン

開催趣旨:
2023年度の夏の学校では、これまで通り学生や若手の方からの一般講演を募集し、皆さんの交流を図ります。また地球・惑星・化学・生命など本会に関する 多様な分野で第一線の研究を行われている先生方に最新の研究成果をご紹介頂き、「生命の起原および進化」研究の面白さを改めて知ってもらうきっかけに なればと考えています。そして以前好評であった参加者の皆さんが招待講演者の先生方とざっくばらんにお話できる機会や、学生同士で交流ができる機会、 先輩方に研究やキャリアの方向性について相談できる機会を設けることを検討しております。参加登録・講演申し込みを開始しておりますので、興味を持た れた方は下記のGoogle formよりどうぞ奮ってお申込みください。また、非会員でも参加可能ですので、周囲の学生や若手研究者にお知らせください。より 詳細なプログラムにつきましては、本会メーリングリスト、当ウェブサイトなどで随時ご案内いたします。どうぞよろしくお願いいたします。


招待講演者の先生方・講演タイトル (仮)・参加する学生への一言メッセージ

尾﨑 和海 先生(東京工業大学 理学院) 地球大気の進化から考えるバイオシグネチャー探索
「私は海洋無酸素事変と呼ばれる現象の理論的研究で学位を取得し、その後大気海洋と生命の共進化に関する研究を進めてきました。本講演と交流会を通じて、 理論モデル研究の敷居を下げることにつながればと思います。」

栗栖 実 先生(東北大学 大学院理学研究科) 物質と細胞を人工のベシクル自己生産系で繋ぐ
「Viva Origino誌に「ベシクルから迫る細胞システムの起源」という和文総説を書いたので、ベシクルやプロトセル、人工細胞に興味がある学生さんは入門書 としてぜひ読んでみてください!」

藤井 友香 先生(総合研究大学院大学 先端学術院) 太陽系外ハビタブル惑星候補のリモートセンシング
「専門性と広い視野のバランス、そして個性を大切に、お互いがんばりましょう。」

古川 善博 先生(東北大学 大学院理学研究科) 生命材料分子の生成と生命システム構成分子への化学進化
「「生命の起源」はこれから解明できる余地をたくさん残した身近で本質的な研究対象だと思います。多くの議論を交わして、重要な研究を日本から世界に発信 していきましょう。」

薮田ひかる先生(広島大学 大学院先進理工系科学研究科) 探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウサンプルの有機物
「先人達の積み重ねをリスペクトしつつ、先入観を持たず、自分らしい道を。皆さんの夢はきっと叶います。」

山本 正浩 先生(海洋研究開発機構) 深海熱水噴出孔で発生する電気エネルギーは生命の起源の謎を解決できるのか?
「生命の起源と進化という裾野の広い学問領域で異分野の学生の皆さんと交流を深められるのを楽しみにしています!」

参加費:無料
参加登録・講演申し込み:
Google form (https://forms.office.com/r/0tq9etyEUd または下のQRコード) よりご登録ください。

参加登録の締め切り: 8月31日
講演登録の締め切り: 8月14日



オーガナイザー
水内 良 (早稲田大学)、笹木 晃平 (東京大学)
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