Viva Origino Vol.42 No.1
第39回生命の起原および進化学会 学術講演会に参加して

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鈴木 結
京都大学大学院 理学研究科 藤井研究室
修士1年
suzuki.yui.28s@st.kyoto-u.ac.jp
(Received 25 March, 2014, Accepted 30 November, 2014)

   2014年3月13日から15日にかけての3日間にわたり、広島修道大学で開催された第39回生命の起原および進化学会学術講演会に参加させていただきました。私は私情により1日目しか参加できませんでしたが、研究成果を皆様にご報告する機会をいただき、良い経験を積ませていただきました。
   私は今回、蛋白質中アミノ酸残基の簡便・迅速な異性体分析法として、LC-MSを用いた手法を紹介し、皮膚蛋白質へ応用した成果を発表いたしました。発表に際し、新たな分析法の原理および利点について、実際のデータ画面などの具体例を交えながら、なるべく分かりやすくお伝えすることを一番意識して準備を進めてまいりました。説明に必要な多くの情報を整理し、それをどのように見せれば最も効率の良い説明ができるか、ということを考えるのは、まだまだ発表経験の浅い私にとって簡単ではありませんでした。しかし、発表が聞きやすかった、発表を聞いて興味深い分析法だと思ったなどのご意見をいただくことができ、納得のいく発表をすることができたと思っております。このような方法により蛋白質中のアミノ酸残基の変化を解析することは、生体恒常性の維持、ひいては生物進化の考察に有用な知見を提供するものと考えます。今後もこの手法を応用し、異性体が皮膚老化にもたらす影響や、紫外線と異性体生成の関係などについて研究していきたいと思います。
   最後になりますが、生命の起源と進化について、非常に多様な分野の方々が研究されていることに驚くとともに、興味深く発表を拝聴させていただきました。要旨集を見て、2日目、3日目の発表も楽しみにしていたのですが、今回参加できずに残念です。この学術講演会への参加を機に、生命の起源と進化について、私自信の考えを深めていければと思います。どうもありがとうございました。


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